MDをPCへデータとして取り込む(アナログ編)

目次

経緯

frundorl.hatenablog.com

の作業で「MZ-RH1」では"ReadError"または"NO DISC"になってしまい読み込み不可能だった残りのMD2枚をアナログ録音で取り込みます。

 

準備と取り込み作業

参考にした記事はこちら

MDからPCへアナログでダビングする手順 | ネットに書かれていないことを綴る

必要なもの

・そのMDを再生できるMDプレイヤー

・ステレオミニプラグケーブル(両端ストレート型 オス-オス) 

・PC(LINE IN端子またはMIC端子が付いているもの)

 

まずMD2枚を再生できるプレイヤーがないと不可能です。

私はたまたま昔使っていた「MZ-E70」というSONYのポータブルMDプレイヤーで再生できたのでそれを使いました。

 

ケーブルも昔使っていたものがあったのでそれを利用しました。

 MDプレイヤー(出力) → ケーブル → PC(LINE IN入力)

こんな感じです。

 

使ったソフトウェア

・録音ソフトは参考記事で紹介されていた「ぽけっとれこーだー Ver2.18」です。

・録音して生成されたwavファイルをmp3形式に変換はiTunesでも何でもOKです。

・mp3ファイルの"分割と不要部分のカット"は、「mp3DirectCut」を使いました。

(参考記事で紹介されていたFree Audioという編集ソフトだとウイルス対策ソフトが警告を出したので用心のため。)

 

取り込み手順

MDプレイヤー(出力) → ケーブル → PC(LINE IN入力)

で接続する。

MDプレイヤーで再生しながら、ぽけっとれこーだーで録音テストをして、生成されるwavファイルの音量やノイズなどをチェック。

テストで問題なければ、ぽけっとれこーだーの録音ボタンを押し、MDを頭から再生する。(冒頭に不要部分が録音されてしまうが、あとでカットできるため録音ボタンが先。)

そのMDのトータル再生時間をメモしてから行うと終わる頃の目安になるので楽。

MDファイルの再生が終わったら、ぽけっとれこーだーの録音を停止。名前を付けてwavファイルを保存。

これをMD2枚分行い、wavファイル2個を生成。

iTunesなどでwavファイルをmp3ファイルに変換。mp3ファイル2個を生成。

(mp3ファイルに変換すると圧縮の仕様上劣化するので、それを避けたい方はwavファイルのままで編集できるソフトを探してください。私の取り込みたいMD音源は劣化しても聞ければ良い的なものなので。。)

mp3ファイルをmp3DirectCutで編集します。

色々機能がついてますが、私が使ったのはキューと呼ばれる"分割ポイント"を複数挿入し、最後に[ファイル]メニュー>分割保存をするだけです。

 

キューの挿入は再生は巻き戻しをして聴いて確かめながら挿入していきます。

再生しながら分割したい位置の波形をクリックして選択すると「水色の点線」が挿入されます。
そのままハサミのアイコンのカットボタンをクリックすると先程の「水色の点線」が「紫色の点線」になります。
「紫色の点線」がキューと呼ばれる分割ポイントです。

私が取り込みをしたライブ音源の例だとこんな感じになりました。

録音時の不要部分 | 曲1 | 曲2 | MC1 | 曲3 | MC2 | 曲4……| 曲7 | 不要部分

「|」←キュー(分割ポイント)

キューを入れ終えたら[ファイル]メニュー>分割保存で保存します。

不要部分としたmp3ファイルをゴミ箱に。

 ↓

mp3ファイルのタグ編集(トラック名、アルバム名などなど)は「STEP_K」というソフトウェアで行うとエクセルのような画面でまとめて編集できるので簡単で便利です。
窓の杜でも紹介されています。

「STEP_K」 マルチメディアファイルのタグ情報を表計算ソフトによく似た操作で編集できるツール

iTunesなどでCDから取り込んだファイルを参考にしながら、必要に応じて分かる範囲でmp3ファイルのタグ編集を行いました。

これで取り込みは終了です。